仕上がり見本が届きました。
「忘れられた幕末維新 1867年パリ万国博覧会と徳川昭武、渋沢栄一」
以前、同タイトルのシンポジウム告知を担当したご縁でご依頼いただいた、チラシが先で本が後、というちょっと珍しい展開です。印刷は文明堂印刷株式会社さん。
シンポジウムのお仕事をいただいた時には、渋沢栄一博物館を何度か訪れ、ちょうど開かれていた特別展を鑑賞しました。パリ万博での日本のインパクトは美術史でお馴染みでしたが、日本人であるにも関わらず、日本からの視点で考えたことがなく、その頃の日本の状況についてもあまり気にしたことがなかったので、派遣団の様々なエピソードはとても新鮮でした。
それにしても、パリに行っている間に明治維新が起こり、出発前と後とで世の中が劇的に変わってしまったなんて、すごいですよね。
この本にはこの時期をテーマにした様々な講演やシンポジウム、講座の内容がまとめられています。
“日出ずる国”日本の、日の出と日没をイメージ、和と洋を意識してデザインしました。
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