例えばパンフレットのみというように単品でご依頼いただく他に、キャンペーンをはじめ、一定の制作物をまとめてご依頼いただくこともあります。こちらはエステティックサロン立ち上げ時の、プレスリリース用のセットをはじめとした店舗用制作物の例です。
総合パンフレットや特別メニューのパンフレットはもちろん、アフターケアに必要なカルテやお礼状、ギフト券、お店に置くディスプレーまで制作しました。
実はこちらのサロン、美容関係に強いコピーライターさんから、一緒にとお誘いいただいた時はオープンした直後。これから本格的に様々なツールを整えていきたいとのご希望でしたが、既にできていたロゴマークとカードなどを拝見すると、淡いピンクを基調としたやさしい雰囲気。サロンのインテリアが落ち着いたアジアンテイストでしたので、このまま展開したのでは実際の印象との間に違和感が出てしまいます。また、メニュー内容も鑑み、やさしさだけでなく、もう少し力強さも出していく必要を感じました。さらに立地からも高級感を加味するほうが良いと考え、ピンクは少し脇に置いて、サロンの色調に合うブラウン系でイメージを再構築しました。
プレスリリース用のセットは総合パンフレット、特別メニューの紹介パンフレット、プライス表、挨拶状、特別ご招待券が収められる、大判のホルダー。そしてそれを入れる封筒で構成されています。出版社などに送付され、女性誌各誌にも紹介されました。
場所柄、外国人のお客様も良く訪れるとのことで、内容を網羅した英語版も。バイリンガル対応のコピーライターさんなので、この辺はお手の物です。通常の4色(フルカラー)ではなく1色刷りになりましたが、イメージカラーに合わせた紙と刷り色、1色刷りを考慮したデザインで、品よく仕上げました。それとは別に、日々のお客様対応に必要な、小型のプライスリストやお客様カルテ、封筒、ギフト券、ギフト券を収めるホルダー、各種DM、雑誌広告なども制作しました。
総合パンフレットの内容で、日英2カ国語のホームページも制作。また、ディスプレー用のお知らせのデザインも、インテリアに合うフォトフレームの選定から都内のインテリアショップをまわって行いました。 こちらの事例での総合的なディレクションはコピーライター/ディレクター事務所のプランツさん。美容業界に強く、バイリンガル対応可能な力強い味方です。レスカルゴが担当したのは、アートディレクション、撮影ディレクション、デザイン、フィニッシュ(データ作成)から印刷まで。印刷担当者と相談し、プレスリリースキットの形態などもご提案しました。
ホームページではWEBディレクターも参加。ブログのフォーマット作成や投稿に関するアドバイス、投稿方法のコーチもさせていただきました。
クリエイティブディレクション&コピー:プランツ
撮影:栗原 剛
アートディレクション&デザイン:レスカルゴデザインオフィス
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