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  • 執筆者の写真L'escargot Design

資料をご用意いただく時のちょっとしたヒント。〜制作発注入門編(3)



昨年からいくつかの展示会に出展して、制作に今まであまり関わりのなかった方からご質問を受けることも多くなりました。詳しくお話ししようとするとケースバイケースなのですが、最近、“デザイナーに仕事を依頼するのが意外と敷居が高い”とか、“制作過程がよくわからなくて不安を感じる方も多い”ということをうかがいました。レスカルゴでは慣れていらっしゃらない方にはその都度ご説明していますが、このブログでも何回かに渡って大まかな話をしてみたいと思っています。今回は最初のお打ち合わせでご用意いただく資料についてのヒントを少し。 案件の最初のお打ち合わせでは、訴求する商品やサービスそのものについての資料が必要です。その資料に、制作物(例えばチラシやパンフレット)に入れなくてはいけない事柄に丸で囲むなどのチェックが入っていれば、とても明確な指示になります。 それに加えて、初めてのデザイナー(制作会社)にご依頼の際には会社案内(起業される方は事業計画書などでも)やその他扱っている商品(サービス)など、事業全体が大まかにわかる資料もあると、内容に効果的に反映できることもありますし、企業イメージから離れないように制作するため、あるいは新しいイメージを構築するためのガイドラインやヒントにもなります。 また、他社や異業種のものでも、なにか既にお持ちのイメージがあれば、それも提示していただけると、制作サイドとのすり合せが容易になります。例えばこの部分の簡潔なまとめ方が(考えているものに)近い、とか、こういう元気な感じにしたい、とか、あるいはポジティブなことに限らず、こういう風にはしたくない、ということでも、それのどこが良いか(悪いか)明確な理由をお伝えください。 〈まとめ〉ご用意いただきたい資料(またはあると良い資料) ・該当する商品(サービス)の資料(必須) ・関連商品や該当商品の過去の制作物(もしあれば) ・会社案内など、業務内容全体がわかる資料(初めてのご依頼時に) ・イメージに近いものや、逆に避けたいものなどの参考資料(もしあれば) ----- 違う考え方のデザイナーももちろんいると思いますし、案件によってもご用意いただくものは違ってきたりします。詳しくはご希望のデザイナーや制作会社に個々にお尋ねになってみてください。ご依頼の際に少しでも参考になれば幸いです。 こんな感じで、少しずつお話ししていこうと思っていますので、良かったらまたご覧になってください。ブログ更新はFacebookページでもお知らせしています。 レスカルゴデザインオフィス Facebookページ (いいね!を押していただくと、更新情報をタイムラインでご覧いただけます) ----- [関連記事] 制作料金=サイズ(面積)ではないというお話 そのチラシ、誰にどこで配りますか?

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