制作を担当させていただいた業務案内パンフレットのご紹介です。
ご依頼いただいたのは、ヒューマシー人事労務研究所の代表、正木秀幸様。人事コンサルタントとして独立して3年目を迎え、今まで使用していた自作の案内から、そろそろきちんと印刷されたパンフレットを作りたいとのことで、お声がけいただきました。
話題の働き方改革への対策の他、人材不足、ハラスメント、ワークライフバランス、メンタルヘルス不調…こうした様々な課題を抱えている企業は多いと思います。実際、公的機関、民間に関わらず、多くのセミナーや情報提供なども行われていますし、こうした人事労務の課題に取り組む、社労士の役割はますます大きくなっているのではないでしょうか。
働く人も会社も元気になる「健康経営」をテーマとして掲げている正木様は、大企業、中小企業、ベンチャー企業で合わせて25年もの間、人事の現場最前線でありとあらゆる問題を解決してきたエキスパート。
例えば、大企業でいち早くフレックスタイム制の導入・運用を推進したり、大企業・中小企業・ベンチャー企業それぞれで社員研修の企画立案を行っていた他、10年以上にわたり労務相談窓口を経験して、社員側の悩みや問題などにも数多く触れて解決しています。
何より現場を知り尽くしているのが強みで、「健康経営」を語る言葉もきれいなだけの理想論ではなく、とてもリアル。健康経営によって、優秀な人材が流出しない、集まってくる、そんな風土づくりのサポートをしています。
ヒアリングを続けるうちに、私自身も会社員時代に経験したような、あるあるな話がたくさん出てきました。
実際に正木様が講師をつとめるセミナーや講演会では、他のセミナーとは一味違う、他の人にも是非聞かせたい、との声をいただくことも多いそうです。また、採用に関するアドバイスもしていて、「採ってはいけない人材」など、ユニークなメソッドもお持ちです。
今回の制作物は4ページの業務案内。
正木様の経験と知識、経歴、守備範囲などは、その膨大さ、広大さゆえに、全て一度に伝えてしまうと、受ける側にも負担がかかります。とはいえ、その守備範囲の広さ、経験の豊富さこそが強みの一つであり、説得力を持たせるには根拠となる情報も必要で、さじ加減が難しいところです。今回は、ギリギリのところで適度に省きながら、詳細は表4(裏表紙)にまとめ、メリハリをつけました。
きれいすぎる作り込まれたオフィス風景やビジネスイメージは極力避け、通勤風景というドキュメンタリータッチの画像を採用しました。また、まるで中身が見えるかのような処理で気になるキーワードが少しだけ表紙にも現れるようにすることで、ページをめくる(中を見る)アクションにつながる工夫をしています。
アドバイザリー顧問契約、各種研修、セミナー・講演の他、経済産業省「健康経営優良法人認定制度」取得のサポートもしています。
毎回ユニークな視点から人事の諸問題を読み解くメルマガも人気。
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